ネット副業で得た収入の申告を忘れたら

本業で年末調整をしていれば、税金の申告はそれで充分、確定申告に行く必要がないと考える人もいるでしょう。しかし、ネットで副業を始め、その収入から経費を差し引いた金額が20万円を超えている場合は確定申告が、それ以下の場合でも住民税の申告が必要となります。ただ、こうした義務があること自体を知らなかった、もしくは2月3月は忙しく申告を忘れがちになってしまうという人もいるでしょう。そんな場合は、気づいた時点で申告を行うことが大切です。

申告を忘れていても、収入があることが分かれば税務署から連絡が来るのではないかと、軽く構える人は少なくありません。確かに、源泉徴収票などで本業以外に収入があることが発覚すれば、その時点で税務署から連絡が来ることがあります。ただ、申告期限を過ぎても申告しない状態が続けば、1日毎に延滞税がかかることになります。延滞税は申告期限から2ヶ月を超えると、一気に割合が増えることになるため、申告をしていないと気づいたら1日でも早く申告をしておくことがおすすめです。

期限を過ぎていても自分から申告をするメリットは、無申告加算税が減額されることです。申告を忘れていると、延滞税以外に無申告加算税も加算されますが、無申告加算税に関しては申告の仕方によって税率が変わります。

税務署側から申告に関する連絡が来た状態で申告をした場合は、50万円までは15%、50万円を超える場合は20%の税率が加算されることになりますが、自分から申告した場合は5%軽減の対象となります。5%軽減されるかどうかは、自分から申告するかどうかのみです。そのため、申告を忘れていると自覚をしているのであれば、税務署から連絡が来てから申告をすれば良いと考えるのではなく、1日でも早く税務署に相談に行っておくことがおすすめです。

確定申告のシーズンを逃すと、もう申告のチャンスはないのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、確定申告の時期以外は申告を全く受け付けないという訳ではありません。そのため、気づいたらその時点で申告に行くようにしておくと良いでしょう。

ただ、最も良いのは期限内に確定申告を済ませることです。期限内に申告をしておけば、延滞税も無申告加算税もかかることがありません。それだけに、副業を始めたらその時点から、確定申告をしっかりと意識しておくことがおすすめです。それにより、申告漏れによって発生した延滞税や無申告加算税で頭を悩ませることがなくなります。